建設コンサルタントの激務で自分を見失った私が、時間と趣味を取り戻すまで

働く主夫の余暇設計図:はじめに はじめに

「家には、寝るために帰るだけ。」

かつて建設コンサルタントとして働いていた私の毎日は、ただそれだけでした。

  • 納期の重圧: 常に背中を追いかけてくる「期限」のプレッシャー
  • 消えていく休日: 金曜が終わっても休日出勤、気づけばまた月曜
  • 変わらない業界: 上司が変れども黒さが滲む土木業界
  • 麻痺していく心: 「社会人とは、こういうものなのかな」という諦め

25歳の夏。私は一度立ち止まり、自分の「暮らしのカタチ」を整え直すことにしました。

もし今、あなたが当時の私と同じように、今の環境に息苦しさを感じているなら

ほんの数分だけ、私の話を聞いてください。

身体が教えてくれた「本当の限界」

新卒で飛び込んだ建設コンサルタントの世界。

誰かの役に立つ仕事に誇りはありましたが、引き換えに自分の時間は少しずつ削り取られていきました。

  • 月平均80時間を超える残業: 終電帰りが当たり前で、家はただ「眠る場所」になっていました。
  • 積み上がる仕事と疲労: 目の前のことをこなすだけで精一杯。
  • 空っぽの心: 自分の将来をゆっくり考える余裕すらありませんでした。

そんな無理を重ねていたある日、私の身体は**「潰瘍性大腸炎」という難病の発症**という形で、アラートを発信しました。

潰瘍性大腸炎(指定難病97)

大腸及び小腸の粘膜に慢性の 炎症 または潰瘍をひきおこす原因不明の疾患の総称を 炎症性 腸疾患(Inflammatory Bowel Disease:IBD)といい、狭義にはクローン病と潰瘍性大腸炎に分類されます。
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の 炎症性疾患 です。特徴的な症状としては、血便を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。

発症年齢のピークは男性で20~24歳、女性では25~29歳ですが、若年者から高齢者まで発症します。

原因は明らかになっていません。これまでに腸内細菌の関与や本来は外敵から身を守る免疫機構が正常に機能しない免疫反応の異常、あるいは食生活の変化の関与などが考えられていますが、まだ原因は不明です。

https://www.nanbyou.or.jp/entry/62

未だに解明されていない難病なので原因は分かりませんが、自分でも気づかないうちに抱えていたストレスひとつの要因だったと感じています。建設コンサルとして誰かのための道を設計しているのに、自分の歩むべき道を見失い、一番大切な健康を損なってしまったのです。

真っ白な病室のベッドの上で、私は初めて「これからの人生、どう生きていきたいのか」を自分に問いかけました。

自分の時間を取り戻すための「決断」

病気という大きな立ち止まりを経験して気づいたのは、**「無理をして自分をすり減らし、自分の時間を捨て続ける毎日は、もう終わりにしよう」**ということでした。

また、当時は結婚を意識し始めていた時期でもありました。

大好きな人と人生を共にする。そんな当たり前の幸せを考えたとき、今のままでは自分も、そして相手も幸せにできないと確信しました。

  • 自分を大切にする勇気: 病気とうまく付き合いながら、笑顔でいられる環境へ。
  • 未来への準備: 結婚して温かな家庭を築くために、まずは自分が心身ともに余裕を持つこと。
  • 趣味を大切に: 自分の人生を彩る趣味にかける時間をつくること。

「仕事は人生の一部であって、すべてではない。暮らしを心地よく整えることは、わがままではなく、自分への思いやりだ。」

そう考え、私は今の自分に合った新しい暮らしを描き直す、「余暇設計」をすることにしました。実践:余白を作るための「2つのステップ」

心地よい時間を取り戻すために私が行ったのは、暮らしの環境を根本から見直すことでした。

① 仕事環境を変える(メーカー転職)

働かざる者なんとやら。働くことからは避けられませんが個人事業主になるほどのスキルも勇気もない。

そこで私は転職という選択をしました。

正直これが一番大きいです。物理的な時間を確保し心に大きなゆとりが生まれました。

  • 業界を変えてみる: 個人の努力では変えられない「働き方の常識」から、思い切って離れてみました。
  • 経験を活かす: これまでの設計の知識を武器にしつつ、自分のペースを守りやすい働き方へ。
  • 結果: 【残業時間:月40時間減】という、自分の人生を楽しむための「余白の時間」を作ることができました。

(転職についての詳しい話は、別の投稿でお話しますね!)

② 暮らしを整える(働く主夫)

転職後に結婚し、2人(のちに+1匹)で暮らす時間も整えました。

共働きで、妻の資格勉強に打ち込みたいという気持ちを汲み、主夫として家事の多くを私が担っています。

最初は慣れないこともありましたが、家事グッズや文明の利器を活用し、今では料理をする時間がちょっと好きなぐらいです。

文明の利器: 時短家電(ドラム式洗濯機、オートクッカーなど)のフル活用。

パートナーのための時間をつくる: 相手のやりたいことを尊重し、「相手の時間」と「相手との時間」をつくるために自分ができることをする。

正直、最初は「自分が家事頑張ってるんだからやってよ…」と思う気持ちもありました。MBTIがINTJな私はどうしても、自分と相手が家事にかけている時間平等じゃなくね…?と考えていました。

ただそこで不満を言っては何も生まれませんし、気持ちよく暮らせません。そこで逆転の発想です。

自分が効率よく家事をこなせば、自分の時間も空いての時間も生まれる。つまり一石二鳥、一家事が二人の時間です。

これらを「心地よい暮らしを作るためのパズル」のように楽しむことで、家事の負担を減らし、趣味を楽しむ時間を最大限に広げていきました。

今、私の目の前にある景色

暮らしを整え直した結果、私の毎日は以前とは見違えるほど暖かなものになりました。

  • 定時退社と猫との時間: 夕方には帰宅して、愛猫とリラックスするひととき。
  • 趣味の充実: 趣味のゲーム、カメラ、アウトドアetc…に打ち込む日々。
  • 自分を労わる暮らし: 難病とも穏やかに付き合いながら、観葉植物に水をやるような静かな幸せを感じる毎日。

「仕事が忙しいから」と諦めていたものは、実は**「自分をどう大切にするか」という決断**ひとつで、取り戻せるものでした。

今の自分に違和感はありませんか?

新卒1〜3年目の頃は、目の前の仕事が世界のすべてに見えてしまいます。

でも、あなたの大切な健康や、一度きりの人生を犠牲にしてまで守るべき仕事はありません。

もし、今の環境に違和感があるなら。あるいは、心が少し疲れていると感じるなら。

それは「もっと自分を大切にして」という、人生からの優しいサインかもしれません。

このブログでは、私が激務と病を乗り越えて見つけた、**「暮らしを楽にするヒント」「転職の経験」「心を豊かにする趣味の話」**を綴っていきます。

私と一緒に、あなただけの「心地よい暮らし」を設計してみませんか?

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